令和7年9月7日(日)「出西しょうが湯」を開催します。

 当館では、日頃のご愛顧への感謝と皆様の健康促進を目的に出雲市内産の「出西しょうが」の葉・茎を使った「出西しょうが湯」を開催します。

 出西生姜は約400年の歴史を持ち、出雲国風土記にも記載されています。

 その起源は、かつて海に面していた出西村に九州から流れ着いた御神体を八幡宮に祀った際、社の辺りに生姜が繁ったことに由来するとされます。

 「嫁をやるなら出西郷へ生姜の匂いで風邪引かぬ」と歌われ、風邪予防として珍重されたそうです。

 特徴として色白で美しい見た目を持ち、繊維質が非常に少なくピリッとした辛味や爽やかで上品な香りが凝縮された高い香気と歯ごたえの良さが魅力です。

 「出西生姜」は、島根県出雲市斐川町出西地区、特に斐伊川の下流から約2キロの範囲という非常に限られた地域でしか栽培できないそうです。

 この度、「出西しょうが生産協議会」において、使わずに畑に埋め戻していた葉と茎の有効利用を考え、島根県産業技術センターに依頼し、分析・調査をした結果、その葉と茎を約40度のお湯に浸すと「カリオフィレン」が抽出され、「睡眠改善」や「抗うつ、抗不安のヒーリング」、「血管の柔軟性回復」といった効果が期待できるそうです。

 「出西しょうが」の効能と香りを楽しみながら広い湯船にゆっくりと浸かって、のんびりとくつろいでみてはいかがでしょうか。

 皆様のお越しを職員一同心よりお待ちしております。

 

  1. 開催場所:玉造温泉ゆ~ゆ 5階男女大浴場(内湯浴場)
  2. 開催日時:令和7年9月7日(日)

朝風呂  6時00分から8時00分まで(朝風呂受付時間 7時40分まで)

通常営業 10時00分から22時00分まで(最終受付時間21時20分まで)

※朝風呂営業終了後、清掃作業のため一旦閉館して10時00分より通常営業をします。  

出西しょうが湯